小さな王国の物語
わたくし、優美の詩を載せています。是非読んでいってくださいね♪
2010年2月25日木曜日
6
華やかに埋もれていく魂と
貧相に消えていく魂と
そんなものはない
ただ皆平等に
輝き巡っていくだけ
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2010年2月23日火曜日
5
青い雪が降っている
僕は息ひとつ吸う
白い綿毛が胸に入り込む
奥底で爆発する
すると
青い雪がなだれを起こす
星がぎらぎらと踊り出す
絶滅したはずの動物や
死んで忘れられた人々が
僕の方へと駆けてくる
僕の心と体は頑丈だ
彼らのことも受け入れられるだろう
そう思っていたら
駆けてきた一群は 僕と同化してしまった
偉大なる快楽!
ここは どこだ
ああ ここは どこだ
僕の中のひとりが答える
もしかしたらシェイクスピアかもしれない
「ここは歓喜の夢
私たち美しい者の国」
うん そうか
僕は納得して 両手で体を包む
青い雪の中へと埋もれてゆく
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4
月が沈み
光が溶け入る
私の微熱はようやく引き
次は星々の番だ
私は太陽のとなりで眠る
星々は輝く
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3
トラピカンナ
花言葉は
私とあなたを結ぶ橋
この星では咲くことのない
人々の心を映した美しい花
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1
君には負けません
ある雲が言った
僕はもっと早く走って、あなたたちに勝ってみせます
すると周囲の雲は
太陽の光を受けながら
きらきらと去っていってしまった
みんな、競うことが、きらい
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